上海十月

競輪上人行状記の上海十月のレビュー・感想・評価

競輪上人行状記(1963年製作の映画)
4.2
小沢昭一は、もっとも好きな俳優の一人で主演と言うより脇役が多いので珍しい。ボンボンで真面目な教師が競輪で転落していく話なのだが、喜劇だと宣伝している割には転落しすぎで明るいところは微塵もナイ!脚本が今村昌平なんで重喜劇にしている。監督は、ロマンポルノで有名な西村昭五郎監督のデビュー作。南田洋子が死んだ旦那に妄想で鞭打たれるところ見ると、そうゆう嗜好がデビュー作にでるんだなと勝手に思う。競輪業界としては、あまりいい話でないので協力したくないだろう。個人的には、後半は、競輪予想屋として妙な活躍していくところで終わって小沢昭一の明るいところを出しても良かったんじゃないかと・・・でもお経の声は、いい声してますね。
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