シリーズモノは、
当然の様にキャラクターの説明をしない。
カーク艦長は最初からリスペクトされている。
常識的な状況設定もしない。
ホロデッキなんて当然である。
で、そう云うコトを踏まえている人は、
カーク艦長とピカード艦長が出会って協力して何事か成し遂げるなんて実に感動的である‼︎
コノ物語はそうなる様に仕向けられている。
つまり、カーク艦長とピカード艦長が出会って協力して宇宙の大事件を解決するためのストーリーである。
だから、シリーズのファンはそれだけで楽しめるだろう。
私は、トレッキーとそうでない人の丁度中間辺りに居るので、
その程度は楽しめた。
が、そうでない人は、なかなか楽しめないだろうな、とも思う。
前記した通り、キャラクターの説明も状況設定もしないト云うコトは、
感情移入も共感もする暇がないからだ。
でもまあ、やはり、そう云う人は観ないのか⁇
見せ場は、エンタープライズ号の墜落シーンか⁉︎
CGでなく、ミニチュア特撮である。
まあ、なんと大胆な‼︎
思うに感情の物語でもある。
データ少佐がエモーショナルチップを入れる。
ピカード船長の縁者が亡くなる。
感情に翻弄される人たちが描かれる。
で、その感情が翻弄されない場を求めて敵役が暗躍する。
カーク艦長は、恐怖心を抱かないコトに疑問を抱いて、謎を解く。
ドラマとしては、コノあたりが面白いと思うのだが…。
そう思うと、
もう少し面白がらせる手があったかも知れないトも思う。
せっかくの素晴らしい設定なのにちょっと残念…。