再見。
人を簡単に観ているようでいて社会(政治的次元も含めて)がバッチリ背景にうつってるのに気づく、ヴェンダースはそういう動きを観客につくるのが上手。
自由の女神をみて「あんなに小さいわけがない」とピアニストが言うところ、聖人と母の杖を説明するボーカルの話し方、ピアニストの周りで飛ぶ子どもたち、が絶品。
ヴェンダースがやるカメラぐるぐるが一番キマってるのはこの映画だと思う、具体的にはまわりこんでコントラバス奏者の背中を撮ってるところが素晴らしい(プンクトゥム的な次元でそう思った)
ヴェンダースが車大好きなのがよーくわかって嬉しい。
ちなみにあまり寝てなかったので映画館で船を漕ぎながら観た。