YAZ

夜の牙のYAZのレビュー・感想・評価

夜の牙(1958年製作の映画)
3.5
闇医者の裕次郎観る

戸籍抹消されて死亡届も出てる。
提出したのは疎遠な弟。
死亡診断書書いた医者に始まり
徐々に謎に迫るミステリー

原作モノでないオリジナルのよう
で、自分が死んだ事になってるって
それは無理かなですが取っ掛かり
として興味引く感は有りです

文字通り夜の映画フィルムノワール
タッチで、怪し気な男が次々登場して
点が最後には線になる。
運命の女で月丘夢路です
裕次郎も探偵のようで、舎弟の岡田真澄
が助手役。浅丘ルリ子が岡田真澄の彼女
だか友人だかのオキャンな子で僅かです
が謎解きに絡んでおります

中盤で大枠の見当は付いてしまいます
けど黒幕あの人か~という感じ。
勘が良い人なら分かるかもしれない。
やや地味な悪の中では下っ端西村晃の
気の弱いオドオドした男が一番でした。
何を演じても印象残す役者さんです

運命の女の末路も戸籍の謎も一つの線
になりまぁ面白かった
シャープさと陰が有るとさらに良いよう
な気もするけど裕次郎は裕次郎ですから
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