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フェリーニのアマルコルドののんchanのレビュー・感想・評価

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)
3.9
『アマルコルド』とは、フェリーニの故郷の方言で「私は覚えている」という意味らしい。
監督の少年時代の郷愁を綴っていて、少年ティッタの家族を中心に、イタリアの小さな町の春から1年間の様子を描いたもの💫

大きなストーリーがあるわけでなく、いくつもの小エピソードから構成されている。
監督の感じるお笑いが詰まっているのだが、世界共通クスッと笑える話、独特だな〜と思える話、最初はこれ面白いのかな?と観ていたけど、どんどんハマる感じ😁

ファシスト党が台頭する時代、知らないながらも懐かしさのような、田舎の風景やファッション、食べ物なども興味深かったし、四季折々の季節感も良かった✨


ジャケ写に釣られたけど、フェリーニ鑑賞はこれがまだ3本目。
良さを語るには言葉も年季も全然足りません💦
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