このレビューはネタバレを含みます
110分。
周囲を崖で覆われた土地・ミロスに眠る"鮮血の星"伝説って賢者の石なんじゃね?となる話。
作画はシリーズの中で1番好き!どうやらジブリ畑の人が監督らしいですね。
敵と味方の入れ替り立ち替りが真新しいなとは思ったものの、オチとしてはあまりに弱く総合的にシャンバラより劣るかなぁ…という感想になりました。
まぁシャンバラは2003年版の完結編みたいな立ち位置ですからそりゃストーリーはきちんとしてますよね。
劇場版アニメに欠かせないオリキャラ、今作は誰なんだろう🎶と特に下調べせずワクワクしながら臨んだんですが、初手のcv木村良平でウォオオー‼️‼️🙌と諸手を上げ、爆速退場でど゛ぼ゛じ゛で゛となりました。
木村良平、オリキャラの少年期役とかで出演すること多くない?なんか最近観た作品でも名前を拝見したような気がするんですけど気のせいかな…。
(追記:やっぱりヒロアカにいました)
爆速退場ニキに涙を禁じ得ないものの、大きくなったジュリアの声が坂本真綾だったので未練はなかったです(非道)
女性声優の聞き分けが壊滅的に下手くそなわたしでも「この声は…真綾さまなのでは⁉️」となるくらい良い声、好き♡
ただ、あれだけエドが使うことを躊躇っていた賢者の石をジュリアがさっさと飲み込んじゃったのはビビりましたよね。
そのまま石に取り込まれて闇堕ちルートかと思いきや全然ずっと味方なんだもんな。なんなら目的果たしたあとに「お返ししますね」みたいに吐き出してたもんな、石。お、お返しされても…。
ハガレンにおける賢者の石って"願いを叶えるために他者を犠牲にする愚かさ"と向き合うアイテムだと思ってただけに、劇場版の扱いには正直ウーン?となりましたね。
ジュリアが足を片方持ってかれたのも「代償デカすぎん?」と思った。
かたやエドなんか魂を無機物に固定するために右腕1本持ってかれてるわけですよ。いやこれはむしろ腕1本で済んだエドがすごいのか………??
全体的にン?みたいなこと多い作品でした。