どーもキューブ

007/ワールド・イズ・ノット・イナフのどーもキューブのレビュー・感想・評価

1.9
 ピアース007ワールドイズディフィカルト



1999年製作マイケルGウィルソン、バーバラブロッコリ。監督マイケルアプテッド。



イギリスの伝統であり、オリンピックでも駆り出された「007」シークレットサービスの活躍を描く、娯楽大作。

六代目ボンド最新作、「スカイフォール」公開記念。見てなかったボンドを見て見ようシリーズ。

五代目ピアースブロスナン イズ ボンド、ジェームズボンド。ピアースボンド最後の鑑賞作品。
ちなみに五代目ボンド、あんまり良い印象ありません。二代めジョージレーゼンビーより、評価低いです。

なぜなら理由は、ボンドに見えない。ブロスナンに見える。ただそれだけです。
要は個性が無いんでよすよね。これは、演じてるピアースもアレだし。演出側の方向性も私は全然受け付けません。それが今回の本作見て痛感したしだい。

「ワールドイズノットイナフ」有名俳優を使っちゃうおきてやぶり。「フルモンティ」で腰フリモンティでブレイクしたロバートカーライル。そして「ラブーム」のソフィーマルソーです!

いやいや有名すぎるよなー、って劇場発表当時かなり違和感を感じました。
勿論みる気なし。当時ビデオ屋のポスター見つつ

「なんか面白そうだけど、違うなぁ」

という気持ちがありました。なんで、ここまで未見で引っ張った気がします。

ピアースボンドの中では「トゥモローネバーダイ」がベストです。だもんで、ソフィーマルソーが見れる気持ちで、、、。MGM特別編DVD鑑賞致しました。



いきなり、不満、吟じます。ネタバレ少しありますが、勘弁。

もー、ね ジュディディンチが、移動してる時点であり得ないでしょ!つーの!

どんだけな上司だよ!

監督、脚本家三人もいてこの駄目さを許すのは、どーもが許さねーという按配。

だってねもー物語がわかりにくいのなんの!

ピアーズ007ワールドイズディフィカルト
 
あとこの敵とボンドに感情を乗せたくありませんでした。どーでもいいみたいな。

あまりにも伝統を拒否しすぎです。

テーマ曲もかからんし。テ-マ曲をもっとしつこくかけてくれっという欲求もありませすね。

サービスサービスが足りないみたいな。

新しくしてるんだよ、という気概もわかりますが、残念です。

あとまージュディディンチ側が喋りすぎです。(伝統無視)

これは、ピアースボンドから今のダニエルボンドにもいえますが、まあ上役が喋り過ぎです。

こんなにごたく並べなくてもボンドはやく活躍せーよと思います!

ラスト付近の道具もオイオイ、Qが引退したからといって、敵の痛めつけ道具の方が最新兵器っぽいって

どういん(怒り心頭)

ソフィーマルソーの艶やかな背中のバックショットも台無し。
それはデニースリチャードの石油の仕事にその身軽なセクシー振る舞い? 

ロバートカーライルの無駄に痛さを感じないしかもいらない設定や

オイル管をフォールするそのアクションいる?

みたいな訳の分からん脚本に激ムカついているしだい。

それでおまけに「ラジー賞」受賞!うん!一票投じたくなるある意味素晴らしい出来!

いやアクションもすごいし、あのヘリコプターチェンソーもいいけど隠れればいいじゃんみたいな。

まあこれで「ダイアナザーデイ」にいくわけですが。悪い流れがきてますね。

このわかりにくいジェームズボンド

ある意味必見の作品です。ワールドイズノットイナッフ

というか

ワールドイズノットイナッフフォーミという感じ

ワールドイズノットイナッフってこの作品だろ!

という思いいっぱいです。この作品すきな方ごめんなさい。


追伸
ラジー賞ってやっぱ、ある意味正しいかも。
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