道人

ダーク・シャドウの道人のレビュー・感想・評価

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)
2.5
【2012.05.26 劇場観賞(字幕)】

 いろんな意味で女が強い映画。というか、母は強し…という感じか。ティム・バートンの映像の美しさは相変わらず堪能出来ます。コリンズ邸のデザインも素敵だ。隠し部屋は男の浪漫。

 印象的なキャラは女当主エリザベス(ミシェル・ファイファー)かな。没落した名家の毅然とした女当主の枯れたたずまいが奇麗。魔女アンジェリーク役のエヴァ・グリーンの眼差しに見覚えが…と思ったら、『キングダム・オブ・ヘブン』のシビラ王女役の女優さんだったかぁ。

 好きなシーンはバーナバスとヒッピー達が語り合うシーンなんだが、最後が…笑えない展開であったな…。アクションシーンでは魔女無双で素敵。結論としては、コリンズ家が呪われてるというか、バーナバスの女運の悪さ(自業自得の気もするけど)が全ての元凶…オチを見ても、女難は続きそう…。

(´-`).。oO(あとはヴィクトリアと幽霊のシーンが美しかったな。西洋の、ドレスを着た女幽霊の描写が凍るような奇麗さ。極度のビビリな私はお化け屋敷が苦手で、TDLの“ホーンテッドマンション”ですらビクビクしてましたが、亡霊貴婦人達が踊る舞踏会は素敵でしたな。あ、案内のお姉さんの衣装も可愛いよね。)
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