映画二十郎

戸田家の兄妹の映画二十郎のレビュー・感想・評価

戸田家の兄妹(1941年製作の映画)
4.0
①2022.0118☆4.0@家

「安くて美味しいもの」
「そう、それよ。そして沢山あるもの。これが大事よ」

沢山の意味が含まれてるこの台詞にグッとくる。
色々なものが詰め込めこまれた、これが洗練されたのが“東京物語”なんだとよく分かる。
戦争は全く描かれていないが映画は戦時中に作られていて、しかも佐分利信は中国へ仕事に行く。とても意図を感じる。
身分はあるけれど、全く色褪せず令和の今でも通じて観れる。小津は天才だ
映画二十郎

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