タコさんウィンナー

宮本武蔵のタコさんウィンナーのレビュー・感想・評価

宮本武蔵(1961年製作の映画)
3.6
宮本武蔵の序章を取り扱った映画。関ヶ原で秀吉側につき落ち武者となった宮本武蔵が沢庵和尚と出会って変化するまでを描いています。

中村錦之助の怒り演技はアニメキャラかと思うほどの叫びと野獣のようなリアクションで、非常に躍動感がありました!
沢庵和尚のキャラクターもとてもいい…!物語をピリピリと動かしてくれます。笑えるところも沢庵和尚オンリーだし……(笑)

ストーリーラインは暗いけど、成長譚になっているかと思います。時代差でテンポに若干の遅さを感じないこともないですが、今でも全然観れる映画でした。続きものなので全体の感想はまたそのうち……といった感じです。
今作は、武蔵が「生きたい!もう一度やり直したい!」というシーンが個人的には一番熱かったです。