“スーパーナメック星人”、スラッグ。
地球をテクノロジーで乗り物にでもしてやろうか、と。
魔族。つまり、ピッコロと同族集団の来襲。
この話は本筋のナメック星でのフリーザとの死闘の前後、かな。
だから『超サイヤ人だ孫悟空』だけど、ギリギリ超サイヤ人になるかならないかの感じ。
今回はナメック星人と魔族なので、ピッコロがアツい。
悟飯との絆が芽生え、弟子のように可愛がる。
悟飯の活躍に喜びつつも、ピンチには必ず駆けつけるピッコロ、カッコいい。
そして、この作品の印象的な場面は、あのピッコロが自ら耳をちぎるところ。
ナメック星人の弱点を突くために、自分にその攻撃が及ばなくするために耳をちぎる。
自らを犠牲にして、圧倒的な力に抵抗するピッコロ。
そして、あれだけライバル視して、必ず打倒すると誓ったあの悟空にその先を託す。
「孫!、、、悟空!、、、俺の力をお前に、、、。」
ここ、ちょっと感動する。
あのピッコロが孫を「悟空」と呼んで瀕死で悟空の手を握るあのシーンはなかなか名シーン。
いつも無表情で、ニヒルなキャラのピッコロが地球と悟飯を守るために同族を相手に戦う姿が何とも感慨深い作品。
そして、超サイヤ人になる前の、普通の地球譲りのサイヤ人の限界に近いバトル。
亀仙人がついに、いよいよ戦線から離脱してる感じだし。
色々忘れてたけど、ドラゴンボールZの映画は1つ1つが世代感の動きがあってドラマチック。