マツモトタクシー

カサンドラ・クロスのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)
3.9
「シネマン」「暗黒迷画座」大好きな両チャンネルで紹介されていたので観賞💿


暗黒迷画座 第125回



「ランボー/怒りの脱出」「コブラ」等のジョルジュ・バン・コスマトス原案、脚本、監督作品


スイスのジュネーヴ
国際保健機構本部に医者と救急患者に変装した三人のテロリストが潜入する

彼らはアメリカセクションの爆破を目論むがセクションのガードマンが瀕死の重傷を負いつつもテロリストの一人を射殺して警報を鳴らしたことで失敗に終わりる

駆け付けたガードマンとの間で銃撃戦となるり残りの2人は様々な細菌類が保存されている立入禁止の部屋へ逃げ込むがガードマンの銃撃で一人が負傷し流れ弾によって棚にあったビンが破損し内部の液体が2人にかかる

2人のテロリストのうち無傷のエクランドはそのまま負傷した仲間を見捨てて逃亡し、ジュネーブ発ストックホルム行きの国際列車へと逃げ込むのだった。。🚇








以下ネタバレ


細菌に感染したテロリストが列車に逃げ込んだ🚇
アメリカ政府が国連決議に反して極秘裏に強い感染力を有する病原菌をセクション内で培養しておりその細菌が入った瓶が銃撃戦で割れてテロリストに感染していた

本当のことは公表出来ないまま指令室から犯人を追うアメリカのマッケンジー大佐だった
最後は乗客各々の行きたい目的地では降ろさず全員ポーランドまで行き強制隔離することになるが。。

列車+細菌+テロリストという鉄道パニック物

全く先の読めない展開にハラハラドキドキ🚆
テロリストの次は政府によって防護服に身をまとった制圧部隊に取り囲まれ列車から逃げる事は許されない怖さ
彼等も決して味方ではない。。😱

列車に乗っている乗客達も丁寧に描かれており群像劇としても楽しめる
最後は予想出来ない結末だった。。💦

余り知られていないのだろうか。。
隠れた名作という感じパニック物好きにはオススメ出来る作品☺️


この後の責任の所在を巡ってアメリカ対ヨーロッパで2も作れるのではと思った😅