「DEATH（TRUE）2」に関しては、一体誰に向けた総集編なんだ？って印象。
エヴァ観たことない人はマジで1ミリも分からないだろうし、観たことある人が復習のために観るとしても、時系列とかめちゃくちゃにした構成で余計混乱しそう。
TV版の流れが完璧に頭に入ってる人が、リズムに身を任せた庵野節炸裂の編集に浸るって感じなのかな？
「Air/まごころを、君に」に関しては、昔から大好きで何回も観たことありましたが、劇場で体感できてよかったです。
大画面で観る補完計画はあまりにも美しかったし、「虚構に逃げてないで現実を見ろ」っていうキモ・オタクたちに対する痛烈なメッセージは、まだたくさんの可能性が残されていた中学生の頃に観るのと、多くの可能性を閉ざして生きてきてしまった今観るのとでは、味わいが違うものですね。
中学生でエヴァを知った12年前の自分へ。
ごめんね。俺は今でも「超絶美少女JKに生まれて悪趣味映画好きを表明し、ボンクラ映画ファン共からチヤホヤされる人生を送りたかったなぁ(ちゃっかり同じ高校の先輩と付き合ってる)」とかいうクソキモい妄想を抱きながら日々適当に働いて、「エヴァの予習しなきゃ」とか言って休日を全部費やすようなクソキモ人間になっちゃったよ。そして新劇場版はまだ完結してないよ。
