ま

黄昏のまのネタバレレビュー・内容・結末

黄昏(1981年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ヘンリー・フォンダがとても良かった。
キャサリンヘップバーンも良かった。
一方的に妻が支えてるように見えがちだけど、お互いがお互いを必要としてて凄くほっこりした。
古い映画は始まる前の余韻もいいなぁって思った。
黄昏ってタイトルも。
夕日を反射した泉が物悲しくて、どんなに素敵な別荘ライフで日々ここでしか味わえない自然を満喫していたとてもどことなく息がつまるというか、何となく最期を過ごす場所って感じがあって何とも言えない気持ちになった。
娘とのちょっとした確執も、過ぎてしまった年月のせいで言葉と気持ちでは解決出来た風に見えても、実際じゃああの頃みたいに一緒に住めるかというとお互いの人生もあるし、取り戻せるかといえば取り戻せない感じがなんか。
逆に時がたったからこそ改めて出来た歩みよりや許しとかもあって、時間は戻らないけどもう一歩次に進めるんだってところに希望があって、よいなあって思った。
ま