このレビューはネタバレを含みます
いややっぱシャマランは素晴らしいな本当に…。
アンブレイカブルのサミュエルの階段落ちセルフボキボキ長回しを彷彿とさせるお医者さんの奥さんのトルネードセルフボキボキシーンまじ半端無かった。
あと半ボケのおじさんにひたすらうっすら切りつけられ続けるシーンもそこそこ長尺で。シャマラン映画の見せ場…！って感じで迫力があった…。
やっぱり、シャマランの緩急強弱の勘所と程度の常人ならざる斜め上感はどの作品においても特筆すべき白眉だなというのを今回再確認させられた。
腫瘍摘出のシーンとか、皆割と落ち着いててはいはいよいしょ、あー抑えてて抑えてて、おーメロン大、凄いですねーという世間話感。
アジア人看護師が割と早い段階で岩が影響してるって答えを出してたけど、皆すんなり納得しててその後誰もその件については触れず、結局正解で、嘘基礎教養なのかな…と焦っちゃった。自分それ履修してない…。
かつ、皆でゆっくり進んでいこうっていう割と正解めいた答えも出ていたけど誰も試さないというストロングスタイル。
あとサンゴ礁に服引っかかっちゃうシーンはいや遊戯王初期のブロックに服のはしっこ挟まれて最期を覚悟する本田か、と思った。
脱げはええやん…。
とか色んな意味で変なテンションで様々が起こりすぎて凄くジェットコースタームービーだった。
でも、お父さんお母さんの和解のシーンや抜けたあとの岩を兄弟で見つめるシーンとかは本当に好き。
ので、結局好き、シャマラン。
今回、どちらかというとアンブレイカブル、サインよりな感じも凄く好き。
ありがとうシャマラン。
