このレビューはネタバレを含みます
2002年公開の『ドラえもん』の映画シリーズ23作目。
シリーズ最後のセル画制作作品とのことで、時代の流れを感じる。
しかし、3作連続でこのクオリティはキツい。笑
ドラえもんとマリアが死を覚悟して遺言を残そうとするシーンはウルッときたし、のび太のママが「ドラちゃんだってわたしの子供よ!」と言うシーンはグッときたけど…
あとは正直観ているのが苦痛なレベルだった。
この作品に対してツッコミを入れたり文句を言い出したら止まらなくなりそうなのでひとつだけ。
前作もそうだったけど、ほんやくコンニャク無しでパラレルワールドから来た鳥人やら異星から来たロボットやらと日本語でコミュニケーションが取れてしまうのはさすがに無理があるし、せめてそのレベルのリアリティは保ってほしい。
それにしても、この頃の『ドラえもん』の作画スタッフはしずかの入浴シーンとのび太の放尿シーンにこだわりがありすぎてちょっと怖い。笑
アソボが尻に注射されて「ネコ」になるシーンは何かの暗示っぽくて大笑いしてしまったが、このシーンが意図的なブラックジョークなのであれば色々とすごいが多分違う。
2022年映画鑑賞50作目。
【2022.08.12.鑑賞】
【2022.08.12.レビュー編集】