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ハウルの動く城のmeraのネタバレレビュー・内容・結末

ハウルの動く城(2004年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿作品で一番好み。というか、宮崎駿作品のなかでとても異質だと思う。こんなにわかりやすい少女漫画的に気持ち良いラブストーリーで、あきらかに女性観客のほうが喜ぶ作りで、ジブリの、宮崎駿の絵で少女漫画をやってくれるとこんなにすごいことになるんだ…!! と全編興奮しながら観てしまう。いい意味で。ラストはキスでハッピーエンドなんて、どれだけ?笑(ありがとうございますありがとうございます)

一番の感想はジブリ(宮崎駿監督)ってこんな大人のド直球の王子さまイケメンを主人公にできるんだ! 描けるんだ!!と…笑 メインの女性キャラクターも全員おばあちゃんだし。

いまだに、ハウルだけは別の人(だれか女性)がこっそり監督したのでは…と疑ってしまうレベル。ジブリ作品は基本好きだけど、私にとってこの作品は別格。ジブリの力で、ハウルを作ってくれてほんとうにうれしい。よかった。ありがとうございます!😌🙌

声が何度聞いてもキムタクに聞こえないところもすばらしい。ウォンカーウァイ作品でも「キムタク」だったキムタクが、唯一キムタクでない、という意味でも、貴重な作品ではないかと思います。君どうのお父さんのほうはキムタクと言われたらキムタクだったので、やっぱりハウルだけが、キムタクではなくてハウルなんだなあと。
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