たむ

ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータのたむのレビュー・感想・評価

3.3
カラフルで、見せ場もたっぷり、シリーズ屈指の娯楽映画です。
この世とあの世の二つの世界の危機を突破していく活劇にベジータの涙、フュージョンの失敗と成功のサスペンスも見事です。
一点気になるのが、ヒトラーらしき独裁者が登場することです。
ドラゴンボールの世界も、以前ナチスの悲劇があったということでしょうか。
そう考えると、悟天とトランクスがスーパーサイヤ人に変化して、金髪の緑の目の白い肌の白人になって戦うシーンはなかなか深いです。
ナチスの悲劇が終わって、ドラゴンボールの世界は、多くの人種と人ではない者も同じ世界に暮らす多様性のある世界を獲得したとすれば、世界平和についてはドラゴンボールに学んでみたら良いのではないかと思い始めました。
この世界が危機的な状況に陥るのは、内部ではなく、外部からの侵略なので。
ナチスドイツ映画の番外編としてあげておきたいです。
たむ

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