その昔、人はイケメンをハンサムといった。60年、70年代、そのハンサム街道の真ん中にいたロバートレッドフォードが自身の監督作「リバー・ランズ・スルー・イット」でブラッド・ピットに白羽の矢を立てた。この作品のブラピはめちゃめちゃ爽やかでカッコいい。若い時のレッドフォードに似ているが、きっとそこでハンサムの継承が行われ 笑 そして本作で師弟関係で共演する。トニー・スコットなだけに緊迫感あるサスペンスもうまく、中国で投獄されたブラピが絶体絶命になる中、遠隔でレッドフォードが救おうとするスリリングな展開。この2人はハンサムなだけでなく、製作者として超優秀。レッドフォードはアカデミー賞監督でブラピは「バイス」然り、数々の傑作をプロデュースしている。世に蔓延る表面だけのイケメンと一線を画した真のハンサム2人のせめぎ合いを観れる貴重な作品だと思う。レッドフォードの、まだお前にはハンサムの座は譲れない的な前の出方が面白い 笑