天豆てんまめ

IU CONCERT: THE GOLDEN HOURの天豆てんまめのレビュー・感想・評価

IU CONCERT: THE GOLDEN HOUR(2023年製作の映画)
4.8
ご無沙汰してます。
すっかり秋で肌寒くなりましたね!

映画だけでなく、エッセイや別分野も書きたいとfilmarksからnoteへ執筆の中心に移してから早2年。

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では今回はKPOP×映画です。

至高の歌姫IUの別格のレジェンドステージが凄すぎた!

韓国日帰り気分で映画『IU CONCERT: THE GOLDEN HOUR』ライブ鑑賞記

画像付きの記事はこちら↓
https://note.com/tenmame0720/n/na0007ac15c5b

【本文】
IUはやっぱり別格に凄すぎた……

ここ2年で30回以上KPOPのコンサートに行ってきたけど、IUのコンサートはあまりに凄すぎて、圧倒的No.1のレジェンドステージでした。

実は昨夜、妻と韓国No.1歌姫のIUのコンサートに韓国日帰り気分で行った来た!

あくまで気分であって、実際に行ったのは新大久保と池袋ですが……

そう、昨年韓国で行われたIUのコンサートを映画館に観に行ってきたのです。

IUは去年の9月17、18日の2日間に渡り、3年ぶりの単独コンサート「2022 IUコンサート“The Golden Hour”:オレンジ色の太陽の下」をソウル・蚕室(チャムシル)総合運動場オリンピックメインスタジアムで開催したのだが、今回はそのコンサートを最高の映像と音響で映画館で楽しめるというもの。

IUをご存じない方のために簡単なプロフィールをご紹介。

◇IU(イ・ジウン) プロフィール

1993年5月16日生まれ。韓国・ソウル出身。2008年にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。

女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(名作で必見!)『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年には日本の巨匠・是枝裕和監督が手がけた『ベイビー・ブローカー』で母親役を演じた。女優業は本名の「イ・ジウン」で行う。



では、その日のことを振り返ってみよう。

前日早寝したためか、朝4時半に目覚め、Kconサウジアラビアの生配信を観て、朝食を食べてからファミマにアイスラテを買いに行き、朝焼けの風景を眺めながらIUのセトリを聴きつつ、ドライブ。

その後、noteに記事を投稿したり、トランポリンをしたり、韓国語を勉強したり、整体行ったりして、気づくと午後4時に。


夕方、妻と韓国日帰り旅行気分で出発!

まずは新大久保に着くと、連休中日ということもあり、激混み!

どうにか目当てのお店に辿り着き、妻と朝から食べたかったヤンニョムチキンとキンパを食べて、美味しかった!

その後、新大久保(気分は明洞)を出て、池袋へ向かう。

久しぶりに駅直結の映画館シネリーブル池袋にIN(気分はソウル・オリンピックスタジアム)する。ふかふかのシートでこれなら3時間のコンサートも万全!

そして、いよいよIUのコンサート(映画)が始まった!

まずはセトリから紹介!

映画『IU CONCERT: THE GOLDEN HOUR』セットリスト

Part1
Eight
Celebrity
dlwlrma
Every End of the Day
Meaning of U
Friday
Palette
Part2
Strawberry Moon
Hold My Hand
Blueming
Last Night Story
Good Day
Lilac
Part3
Knees
Winter Sleep
The Story Only I Didn’t Know
Through the Night
Last Fantasy (Ochestra only)
Above the time
You & I
ENCORE
Love Poem
My Sea
RE-ENCORE
Ah puh
Heart
Drama
Epilogue

とにかくIUの歌声が最初から最後まで素晴らしかった!

妻は何度も感動して涙していた!

オープニングのBTSのSUGAが作曲した「Eight」から鳥肌ものの歌声で、私が大好きな「Celebrity」と繋がり、そこからはIUの歌声に酔いしれる至福の時間が続く。

気球に乗って2階席、3階席のファンにも手を振り、4万人を超えるスタジアムの観客に度々マイクを向けると、観客は大合唱で応えて、まさにデビュー14年目の長年の信頼関係がなせる一体感。

合間のIUのトークもとってもチャーミングで彼女の人柄の素晴らしさがつくづく感じられる。

そして心が浮き立つような「dlwlrma」や「Every End of the Day」で益々高揚感は増していき、「Meaning of U」では美しい歌声で観客に優しく語りかける。

その後も「Friday」や「Palette」「Strawberry Moon」「Blueming」「Lilac」といった彼女のヒット曲でつくづく素敵な曲が多いと思わされる。

特に、この公演を最後にコンサート会場では歌わなくなると話した彼女の最大のヒット曲「Good Day」の3段高音ブースターとBIGBANGのG-DRAGONがフィーチャリングした「Palette」のスウィートな歌声も心に響き渡った。

なぜ彼女はこの2曲から卒業するのか。30歳を迎えたIUは、変化と挑戦について語っていた。

これまで、『Twenty-three』や『eight』など年齢を歌に込めて自分の現在を歌ってきたIUにとって、年齢はアーティストとしてインスピレーションの源で18歳で歌った『Good Day』も、25歳で歌った『Palette』も当時のIUの等身大の気持ちを歌っている。

今回のコンサートでIUは『Palette』に別れを告げ、「この歌は25歳のジウンに残す。あえて、この曲にずっとしがみつかなくてもよさそう」と話していた。

また、「Good Day」の最後の披露では衰え知らずの3段高音は本当に凄かった!

その後は「Knees」「Winter Sleep」や「Through the Night」といった珠玉のバラードが連なり、心がじんわり温かくなり、ここでも隣の妻は幾度も涙を拭っていた。

アンコールでは名曲「Love Poem」「My Sea」で彼女の高音がスタジアムに響き渡り、感動はMAXに。

最後はキュートな楽曲「Ah puh」や「Heart」「Drama」を観客と対話するように歌い上げて、現地はきっと4時間以上、映画も3時間というIUワールドに浸れるたっぷりの内容で公演は幕を閉じた。

熱気球からのドローンショーや華麗な花火まで、コンサートのスケールも歴代級!

そして、演出も構成もバンドもダンサーもオーケストラ(指揮者がギターも弾いてカッコ良すぎた!)も観客との一体感も何もかも、今まで見たことのない別格のレジェンドステージでした。

ぜひ、一生に一度はIUのコンサートを生で見たい!

日本に来てほしいけど、来年韓国でやる際はチケットを取って、妻と現地に行きたいと話すほど、あまりに素晴らしかった。

余韻のままポーっと妻としながら、帰路について、その日はぐっすりいい夢見れました。

ぜひ、皆さまもIUという奇跡の歌姫の存在を知ってほしい。味わってほしい。

いつかIUの生歌を聴く日を楽しみに!