矢吹健を称える会

誇り高き反逆者の矢吹健を称える会のレビュー・感想・評価

誇り高き反逆者(1958年製作の映画)
3.0
 なんか申し訳程度にアクションシーンがあってビミョーだが、本作の要は熟年といっていい年齢に差し掛かったアラン・ラッドとオリヴィア・デ・ハヴィランドの関係性だろう。ふたりが育む、友情以上恋愛未満という感じの関係性が良い。ほろりとさせられます。
 犬の大活躍も記憶にとどめておきたい。

 ちなみにブロードウェイから出ているDVDは画角がスタンダードだがオリジナルはアメリカン・ヴィスタ。画質も(まあ許容範囲とはいえ)劣悪で、このあたりがマトモであれば印象もだいぶ変わったかもしれない。