「タランティーノを語るならマカロニウエスタンは観ておかなければならない」とのことで、初マカロニ。
というより午前十時の映画祭で「続・夕陽のガンマン」をやると聞いて以来、初マカロニウエスタンはこれにすると決めてました。
今回の映画祭では削除シーンが20分ほど足された179分の完全版で、休憩も無いのでとにかく長いんです。それでも話が面白いので見応えがとんでもなくありました。全然関係ないですけど長い映画って"二郎系ラーメン"って感じがします。
噂に聞いていた「雄大な風景と男達の顔面のドアップ」もスクリーンで観られて感動。
観客の予想を覆すタイミングでの発砲シーン、緊張感あるシーンが緊張感を与えられ過ぎてほとんどギャグになっている感じ、などなど「ここにタランティーノの原点があるのか、、」と感動しながら観てました。
橋での戦争シーンが本当に唐突に差し込まれた気がしてそこだけチグハグな感じがしました。あそこの一連のシーンは反戦的なメッセージがあるそうですね。
血しぶき描写がほとんど無くて意外でした。マカロニウエスタンはとにかく血が出るようなイメージを勝手に持っていたもので。
レビュー数が思ったより少ない感じがするのでまだ観たことない方いらっしゃると思います。「マカロニウエスタンを観てみようと思うけどどれから手をつけたら、、」と迷っている方、ぜひ本作からご覧ください！
