ブラッド・ピットの舞台挨拶付き試写会にて。
他の映画を連想する瞬間が多くて、例えば『マッドマックスFR』『ファーストマン』『ブレードランナー2049』『ダークナイト:ライジング(というよりノーラン映画)』あたり。
ただそれはつまり既視感だらけの映像群だったとも言えるわけで、新鮮さがないとも言える。
タイトルシーンはどことなくレトロなフィルムを思わせ、個人的には結構好き。文字の揺れる感じとかね。
他にも冒頭のタワーからの墜落、そして宇宙港や宇宙旅客機のディテールは良い。宇宙港にサブウェイやラスベガスのカウボーイの看板なんかがあってワクワクさせられる。が、それらは一瞬映るだけなのであまり映画に関係はないのがなんとも言えない。
「ブランケット、120ドルもすんのかよ!」みたいなのも面白かった。
要は良いシーンが前半に多くまとまってます。
主人公補正がバリバリのアクションシーンも見せ場になっているのかが疑問。ただ、制作側に何らかの意図があってそもそも見せ場にするつもりで設定していないのかも知れないので、こればかりはなんとも言えない。
嫌いではないんだけど凡作という印象が強いです。というか直近で『ファーストマン』を観ていたこともあり、どうせ観るならあっちだなとなってしまった。