続・荒野の用心棒のぺぺちのレビュー・感想・評価

コルブッチによるマカロニウエスタンの一つであり後のタランティーノの繋がれざる者の元ネタ
本来なら馬に乗って颯爽と登場するのが定番だと思っていたがこのジャンゴは馬鹿でかい棺桶を引きづりながら泥でぬかるんだ足場を徒歩で登場するのがなんとも斬新でありレオーネにはないコルブッチならではの異色さが目立つ。一面泥まみれの町と娼婦、真っ赤な覆面、残虐な描写と大量殺戮、棺桶と十字架そして墓場、タランティーノが愛してやまないのも頷ける。