「ぶーりぶり、ぶーりぶり」
今作を観た人はこれが頭から離れないと思います。
どんな殺陣もアクションも自分でこなすトムやジャッキーの先輩として若山先生は縛り上げられぶん回されて水に沈められる拷問シーンも体当たりで演じています。
このシーンはちょっとどうかしてますよ。
「子連れ狼」の中で今作が僕は1番好きですし、どれか1本だったら今作を薦めますかね。
なんと言ってもラストの1対100の大バトルですよ。
いやキラーマシン大五郎もなかなか殺ってましかね。
刀、二刀流、槍、薙刀、銃、手榴弾。
対人戦、集団戦、馬上戦。
ありとあらゆるアクションをこなす若山富三郎のトンデモなさに驚嘆します。
そんなに細身でなくどちらかというとゴツい体つきながらメチャメチャ身軽ですし体幹が恐ろしく強い。
水陸両用の上ガトリングガンまで装備されている大五郎の乳母車のボンドカー化が止まることを知りません。
ラストの若山富三郎vs加藤剛も素晴らしかったです。
切り落とされた加藤剛の首の主観目線で地面をゴロゴロ転がるカメラワークなんて製作陣もノリに乗っている感じがして素晴らしいです。