そして二人は末永く幸せに暮らしましたとさ
…
ほんとに?
まずね、一言いわせてください。
filmarksでは『結婚五年目』でひっかからないんです。『パームビーチ・ストーリー』だとヒットします。ジャケットと違うからびっくりしました。探せなくて。だって借りたの、結婚五年目だしね。
『結婚五年目』
結婚してから五年もの月日が流れたらそりゃあもう色々あるよね。恋人から家族の域に達しちゃってるなあこれ…
それにしても、この女性見たことある。と思ったら『或る夜の出来事』のクローデット・コルベールですね。やっぱり。そしてジョエル・マクリーは『サリヴァンの旅』の人だ。
どちらもスクリューボール・コメディ。よって本作もスクリューボール・コメディ。
よく観ると『サリヴァンの旅』に出ていた面子がかなりいますね。エスター・ハワード夫人に、ロバート・グレイブ、アラン・ブリッジ、アーサー・ホイト、チェスター・コンクリン、ビクター・ポテル、ロバート・ワーウィック、フランクリン・パングボーン、チャールズ・R・ムーア…たぶんこれプレストン・スタージェス組だ…
もうね、狂気しか感じないうずらクラブがヤバい
とにかくかっこいいのはソーセージの天使
でも奥さんがねえ
ん~
よのなかね、かおかおかねかなのよ
金か…
このパームビーチ・ストーリーは、シンデレラ・ストーリーなのかな?でもシンデレラは独身だったし、逆シンデレラ・ストーリーも同時進行してなかったら違うな。
手放しで楽しめないのは旦那が不憫すぎるからかな。なんかもうこの奥さん、放っておいたら?
と思った矢先の愛の調べ
わからない
やっぱり女ってわからないよ
なんだこれ
それにしても…金か
金品の誘惑がすごい
スクリューボール・コメディもピンキリなんだなと思ってましたラスト直前までは。
驚愕のラスト!!
このラスト2分は…
これ…
伝説になる(笑)
最後まで全部観たらようやく分かるオープニング。これ、初見だと全く意味が分からないけど、二回目だったら分かる納得のすごさ。スクリューボール・コメディの中でもとびっきりのスクリューボールを投げてくる。まったく常軌を逸したことしてくるよなあ。スタージェスさん、すげえ。アンタすげえよ。