エクストリームマン

沈黙の脱獄のエクストリームマンのレビュー・感想・評価

沈黙の脱獄(2005年製作の映画)
2.7
Why are you whispering?

セガールのアイドル映画。まぁ、セガールの映画は全部彼のアイドル映画だけど。今回も相変わらずの謎仏教要素。そして謎の黒魔術要素。セガール妻(役)のタロットとか未来視?とか、物語に一切関わってこないの笑うしかない。そして、黒魔術もマジで関係ないという。そういえば、主人公に妻がいて、それとは別にヒロインがいるってなんか珍しい気がする。特にアクション映画では。アクション映画だけど、カット割りとダブルで誤魔化してて、殆どセガール本人がアクションしない(お馴染みの小走りはする)という、現代を先取りしたようなアクションしなさが寧ろ新しいのではないかと思った。刑務所で相棒になる黒人の名前がアイス・クールだったり、やたらHIPHOPがかかったり、まさかとは思うけど…。ラストの方で急にジャンプカット連発したり、雷雲のカットで2回繋いだり、色々あり得ない感じだけど、寧ろ午後ローで流しやすそう。CM入れやすそうなぶつ切り感。午後ローで流す前提なのだろうか。そういえば、前半のセガールのキャラ運転上手い、みたいな設定、冒頭以外全く活かされなかったな。クロエ・グレース・モレッツが孤児院の孤児役で映ってて、仮面ライダー555で悠木碧出てきた時の感じに似た感慨がある。