1990年代のパパ活。
美人で学がなくて若くて素直な売春婦が、人生にお疲れ気味なバツイチお金持ちおじさんに気に入られて、変わっていくシンデレラストーリー。
一度も見てなかったのでトライしたのだけど、どうにも売春婦っていう設定に共感できず…。
不幸な生い立ちとか、止むに止まれぬ事情とかでもないのに、身分制度のない現代に高校中退して男を追いかけて性産業で稼ぎを得ることを選んだのは…自業自得だよね?
同情の余地はないし、そもそも売春は犯罪のはず。
この映画に憧れる女性って、援助交際やパパ活にも憧れたりしたのかなぁ。
ハッピーな音楽と美男美女がそれをロマンチックに描いてるけど、ものすごく偏った側から善悪(綺麗事)を描いた物語…時代よね。
ブティックのシーン、見た目で差別する店員を悪者のように描いているけど、あれは必要な区別だと思う。
ビジネスパートナーの描き方も、髪がなくて太っていてハンサムとは言えない相方を金の亡者のように描いているけど、リチャードギアが彼を裏切ったのは事実。
これまで一緒に働いてきた信頼関係があるなら、何も言わずに彼を締め出すのではなく、結果は変わらずとも理解を得られるよう説得すべきだったと思う。
まぁ、最後の蛮行がクズすぎて同情できないけどね。
この時代、お金さえ払えば何をしてもいいと思ってる人は、普通に一定数いたんだろうなぁ。。。
ハッピーにはなれずに、暗くなってしまいました笑