GaPTooth

戦艦ポチョムキンのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

戦艦ポチョムキン(1925年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原題:Battleship Potemkin

帝政ロシア末期。
革命思想がロシア中に広まった。
人々は不気味で不安になった。
気づかないうちに個々の感情が大きくなり革命が勃発した。

【第1章:水兵たちとウジ虫】
水兵マチュシェンコと水兵ワクリンチュクは「我々ポチョムキン号の船員も我らが同志である労働者を支持し革命の前線に立つべきだ」と語り合う。
ウジ虫のわいた肉に噴飯やるせない水兵たち。肉を観察した船医は「問題ない」と一瞥。
料理人はうじ虫のわいた肉を煮込んだスープを出し、飢えと渇きを満たしたい水兵たちはソレを食べるしかない。

【第2章:甲板でのドラマ】
一杯のスープに端を発し、同志を射殺しようとする司令官らによる圧政に水兵たちの忍耐も限界を迎え...ワクリンチュクの一言で反乱が起きる。
水兵たちによる反乱は勝利を納めたが、反乱の先駆者となったワクリンチュクの犠牲をもって一旦は終息。
ワクリンチュクの葬送のためにオデッサへ赴く。
オデッサの波止場のテントがワクリンチュクの埋葬所となった。

【第3章:死者の叫び】
波止場のテントの中で永遠の眠りにつくワクリンチュクの亡骸を目にしたオデッサの市民たちの間に「ポチョムキン号で反乱が起きたらしい」との噂が流れ始めた。
波止場はワクリンチュクの死に涙し弔う労働者階級の市民たちで埋め尽くされた。弔いの長い行列が続く。

オデッサの市民に対する船員一同の呼び掛けがなされる。
「ワクリンチュクは、戦艦ポチョムキンの冷酷な上官に殺された。弾圧者に死を!敵を射つべきだ!」

All for one!One for all!

遂に!労働者階級の市民らは立ち上がる!
虐殺者に死を!
専制政治を倒せ!

オデッサの市民代表はポチョムキン号に乗り込み、船員らの呼び掛けに応じる意志を表明。
「敵に決定的打撃を加えよう!ロシアの労働者と共に!」

WE WILL WIN!

ここで!モノクロの映像に"🚩赤旗"が!ポチョムキン号に掲げられた。🚩旗だけが赤く色付けされている。

【第4章:オデッサの階段】
突然!現れたコサック兵たち!
集う市民らに発砲💥
逃げ惑う市民ら。
容赦の無いコサック兵たち。
次々に銃弾に倒れる市民ら。
母親が銃弾に倒れ、階段を落ちていく乳母車には泣き叫ぶ赤ん坊。

それら帝政ロシアによる大虐殺に対し、ポチョムキン号は💥砲弾💥を放つ。
標的は軍の司令部であるオデッサ劇場💥

【第5章:戦艦との合流】
オデッサ市民を救出するために上陸するべきとの意見もでたが、結局ポチョムキンは追ってくる帝政ロシア海軍艦隊との交戦に備える。

真夜中。
海軍艦隊が近づいてくる。
全速前進正面突破を試みるポチョムキン。
艦隊が射程圏内に入った。

ー艦隊が射ってくるなら交戦ー

だが!艦隊も同志だった( ノ^ω^)ノ

うん。見事なプロパガンダ作品じゃった。
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