週末の夕刊の映画評論を愛読している。
今週のジブリ・アニメの新作「レッドタートル ある島の物語」の批評で、オランダ人監督の2001年アカデミー短編アニメ賞受賞作品と紹介があった。父と娘を主人公にした8分の短編。
冒頭のアコーディオンのもの悲しい音色に、この短い物語の世界に一気に引き込まれる。夕刊紙の批評では、萩尾望都の漫画「柳の下」と好対照をなす大傑作とある。題名の岸辺は日本の彼岸になるのだろうか。漫画は未読なので柳の下だと幽霊になっちゃうと、あれこれ想いを巡らせる。
ローテクな私は近所の本屋に漫画を探しに行く事にした。