『狼よさらば』の続編で舞台はニューヨークからロサンゼルスへ。というかチャールズ・ブロンソンがロスに住んでいるカミさんと離れたくないから前作もロスで撮影したかったのに聞き入れてもらえなくて、今回は要望が通ったからロサンゼルスが舞台。ついでに愛しのカミさんジル・アイアランドも続編に引っ張ってきて共演です。原題はDeath Wish2だけど邦題がロサンゼルスなのはそんな事情からなのか？？まさかね。
『狼よさらば』では少なからずとも自警主義の是非を問うというテイはあったものの今作は完全にリベンジスプロイテーションへ振り切った作風に。ますます原作者の意図から離れていってる。でも主人公の娘さんの無惨な末路を考えると悪党の奴らは当然の報いだわ。
前作のチンピラ一味の中にはジェフ・ゴールドブラムがいて今作のチンピラ一味にはローレンス・フィッシュバーンの姿が。モーフィアスもこの頃はエセサイクロプスみたいなダサいグラサンかけています。
ニット帽被って処刑執行人してるチャルブロは、もうちょっと頑張って鼻まで隠れるマスクを被ればネトフリデアデビル系のダークなアメコミヒーローみたいになっちゃうね。
