KyoSiro

ティファニーで朝食をのKyoSiroのレビュー・感想・評価

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
2.9
久しぶりに観ましたが、この映画は評価が割れてますね
まず、映画制作にあたり、原作者のトルーマン・カポーティは、この主人公ホリー役を最初にマリリン・モンローで打診したが、断られたんですよね
今回は視聴にあたり「オードリーヘプバーン・ストーリー」というテレビドラマも同時に観たのですが、
そのドラマの中で、撮影現場に立ち会っていたカポーティは、オードリーの演技を見て
「娼婦に見えない」「モンローのほうが上手だ」「娼婦が歌なんて歌わない」と、不満タラタラでした(脚色も入っていると思います)
確かにティファニーの前でクロワッサンを食べる有名なシーンも、もしモンローだったら、観客はこの映画の主人公は高級娼婦なんだ…とファーストシーンですぐに気づいたことでしょう
評判が悪い理由は、要するにミスキャストなんだと思います
そして、テーマ曲も「ムーンリバー」よりも「ダイヤモンドはガールズ・ベストフレンド」のほうが似合っていると思うんですよね
それでもラストは、オードリーのために用意されたキスシーン…なんとも残念な作品ですね
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