ぬるめ

ティファニーで朝食をのぬるめのネタバレレビュー・内容・結末

ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

・ママ活・パパ活、水商売・風俗など自分を商材としてはたらいて生きてる意味を見失いながらお金をもらう毎日に疲れた時はこの1本

・個人的には共感度は高かった

・ヘプバンが最初から最後まで一貫して頭の先から爪先まで美しすぎる2時間

・1回観たことあったけどほぼほぼ内容忘れてて、午前10時の映画祭で映画館で鑑賞、
思ってた内容と全然違った!!
前観た時は学生(高校生?)の時だったのかもしれないけど
アラサーOLになった今、全然観方、感じ方が違っていたんだと思う、
良い映画体験だった!!

・朝にシャンパンあける描写が良すぎて、
翌日スパークリングワインを朝にあけてしまったw
最高!!!!!w


・ティファニーで朝食ごっこ、死ぬまでにしたい100のうちの1つですね、、、
この映画のせいで店前でパン食べる人と指輪に刻印出来ひんか聞く人多そう、ティファニー大変そうだなと思った

・日本人のキャラがステレオタイプすぎて逆に心配になるし
こんなに万引きが楽しそうな映像を初めて観た(褒めてる)、
その時代だから受け入れられる価値観で、批判的な人もいるかもしれないかど、逆に私たちの価値観が遠い未来に受け入れられなくなる時もあるんだろう、と思う
所詮流行に過ぎないので

・猫は捨てちゃいかんでしょ、いや、持ちたくない・所有しすぎたくない、って気持ちは分かるけれども。
逆に男は持とうとしすぎている。
観ていてしんどかった、人を変えようとするのは大変だし、自分が変わろうとするよりしんどいと思う

・お互いがどういう価値観なのか、どういう考え方・感じ方をしているのか理解しない(もしくは、あえてつっこまない)男女が惹かれあった時の成れの果てを描いてる映画。

このいかにもハッピーエンド風の先はたぶんバットエンドだと思うし、ホリーはバツ2になってるだけだと思う。
根本的には何も改善してないし変わってない。救いようがない。
でもそれすらも美しいと思える、満たされた気がする刹那を描いてるに過ぎないと(個人的には)感じた。

でも「この一瞬があればしばらくは生きていける」と思えるような瞬間が、夜があれば、人生なんて充分だと思う

あの雨に打たれただけで人間が変わるなんて、楽観的すぎるぜ

・ホリーがまあまあのボダで笑った
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