じょせふ

ブルーバレンタインのじょせふのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
4.0
心を壊される、失恋映画みたいなもので紹介されていた本作。ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズの本気はものすごかった。
ディーンがシンディをいかに深く思い、激しく愛し、心の底から尽くしてきたかの様子を描きながら、誓われたはずの真実の愛が壊れていく様子が同時に描かれる。
殴られても、自分の子で無くても、シンディを愛し立ち上がった男は決して報われず、皮肉なことにラブロマンス映画であるこの作品では、不変の愛が我々視聴者の心をずたずたにするのだ。
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