じょせふ

十二人の怒れる男のじょせふのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.4
IMDb5位の本作、敢えて敬遠してた。舞台は見たことがあって、古くて、あらすじも全部細かく覚えてて、、でも関係ない、本物の名作を見た。
陪審員の議論が終わるまで、部屋の外の世界も、12人以外の登場人物も誰一人として登場しない、狭い部屋の中で各々の考えの中議論が進む。様々な制約の中撮影された本作は舞台芸術を映画として完全に昇華させた。
怒り、貶み、憤怒し、叫び、懺悔し、、怒涛の展開は様々な人間像を映し出す。誰に勝つわけでもなく戦う、その面白さは本作でしか拝めない。
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