フェミ研ゼミ

ブルーバレンタインのフェミ研ゼミのレビュー・感想・評価

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)
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彼氏も居ないし、就職希望先も、ゼミの課題のテーマも見つけられず、人生に具体的な目標もなく、一人暮らしの生活費を捻出するためにバイトしかしていなかった。
そんな私はこれを見た。

ああなんかすげえもん見た。
すげえぞ。
私のこれまでの人生で知り得なかった何かを感じ取ったぞ。
なんだこれこれなんて名前?

あのシーンのあの二人のやりとりにササクレを感じたとか。主観的過ぎてレポートにならないし。困った。

でもなんか誰かと話さなきゃ!
って思ったけど話すべき相手も話したい相手もなく。
そのとき私はバイトしててよかったって思った。


話す相手がいなけりゃここにそれを書けばいいじゃない。みたいな感じだった。
あの小ちゃいコメント用紙にどう書けばいいんのか考えることが許されるバイトで良かった。カルチャーコンビニエスクラブありがとう。TSUTAYAさんありがとう。

わたしはなんて書いたんだろう?
ただもう一回見たい感じじゃなかった


それなのに昨日深夜に観てしまった。

なんでか分からないけど涙が出てきて
とにかくずっと嫌だなあって思ってた。
夜遅いからとか、泣きすぎると目が腫れるからとか理由をつけて途中でみるのをやめた。

嫌いになりたくないって気持ちが自分の中で生まれる。この気持ち悪さはその気持ちを宿した悪阻なのかもしれない。
嫌いになりたくない?ってなんだろう。
虚しくなる。
途中でやめたい。何を?
分からないけど。全部お終いにしませんか。


でもたぶんそういう映画だったんだとおもう。
途中でやめたいってなるそんな映画ででもそれがわたしを誰かと話したいとさせた。

話したいなと思う人がわたしには今はいるなあと気付いた。
それがよかった。


SNSのなかで
わたしはここが一番すき
バイトの時みたいに文字しかない。
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