トールキン

エスターのトールキンのレビュー・感想・評価

エスター(2009年製作の映画)
3.8
15年近く前の作品で昔から知ってはいた作品でちょっと思い立って鑑賞。
ホラー映画でよくありがちな、シーンの切り替え時などに大きな効果音で視聴者を驚かすというようなベタな演出がふんだんに盛り込まれていて、ベタだと分かっていてもハラハラドキドキさせてくれた。そういった意味ではなかなかのスリルでした。個人的にはちょっと「ミーガン」を彷彿とさせてくれる。

まだ見たことない方は下手に事前にレビューとか読まずにまっさらな状態で見るのをオススメします。自分は鑑賞前に少しネタバレに触れるような内容見てしまったのでちょっと後悔。設定がちょっと感心するくらいかなり斬新。どこかが変という違和感が徐々に増していく陰湿な雰囲気が良い。

そして、なんやかんや言っても人怖系が1番怖いってやつね。めちゃくちゃサイコパスで胸くそで、でもそこまでくれば逆に清々しいと言うか、当然明るい気持ちにはなれないけどこの手の作品からすればアリ。
お母さん役のケイトがただただ不憫でめちゃくちゃ同情してしまう。
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