Sasada

海辺のポーリーヌのSasadaのレビュー・感想・評価

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)
3.5
海沿いの街を舞台にマリオンとその姪ポーリーヌ、彼女たちと近づいたり離れたりする男たちの話。エリックロメール監督作は初見。

複数人が入り乱れ、
惚れた腫れたのあれやこれやを通じて、
人間の可笑しみやチャームを描く。

あるシチュエーションで全員集合してガチャガチャする感じとかも含め、ウディアレンとか今泉力哉の元を辿るとこの辺りなのかなと思ったり。

1人だけ他者の恋愛に口を出すキモい男が出てきますが、基本的には恋や愛に翻弄されつつそれすら楽しむ軽やかさ。ヨーロッパの香りのする良い作品でした。
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