明石です

生き残るヤツの明石ですのレビュー・感想・評価

生き残るヤツ(1971年製作の映画)
4.1
クリント・イーストウッド似の色男がドラッグにハマり、ヤクザへの借金と薬の禁断症状で首が回らなくなり、人生を破滅させる話。恋人ともども堕ちていく姿にニューシネマ的なスタイリッシュさがあって清々しい。ヤクと間違えて殺鼠剤を注射して息絶えるシーンの恐ろしさは筋金入りでしたが(実際にありそう)。それからヒロインのカレン・ブラック、若い頃はこんなに可憐だったんだなあ。トビーフーパーの映画でカエル呑み込んでいた姿が鮮明に記憶に残りすぎてて、、

しかし彫刻家ジョージ・シーガルの記念すべき監督1作目の映画なのに、わりかしチョイ役で出てる(しかも当時無名の)ゴロツキ役のデニーロの顔が全面に出過ぎてるジャケットはどうなのだろうとは思う笑。タイトルの”Born to win”も「勝つ運命でね(=勝つために生まれたのさ)」という主人公のクールな口癖なのに、このジャケットでは何のコトやら、、無念!!笑
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