湯川でも気づかないほど、石神のトリックは凄かったよなぁ…
顔を潰され指を焼かれるという残忍な殺人事件が発生。内海刑事はいつものように天才物理学者で通称"ガリレオ"の湯川に助けを求めるが、被害者の元妻の隣人として捜査線上に浮かんだのは湯川の大学時代の友人で天才数学者の石神だった…
ストーリーはこんな感じ。
天才物理学者VS天才数学者の作品。
作品を観る前に、原作を読んだだけど、良く練られたストーリーだった。
犯人が最初から解っている原作。なのに、かなり驚いた。それだけ謎解きが優れていたのもある。
映画の中でも語られていたが"思い込みの盲点"。これがホントに凄い！
石神が描いた計画の通り進むストーリー展開、それはあの天才湯川を持ってしてまでも、解らなかった。
石神の何気ない一言が無かったら…
その点が唯一、石神がおかしたミスだった
伏線も見逃しそうなシーンに張られていたね。それも、注意深く観てないと見落とすぐらい…
東野圭吾の凄さが解る作品だよなぁ…
