良作だった。
堤真一の演技が最高だった。石神がこの人じゃなかったら違う評価になってたかもしれない。
これが公開されたとき自分はまだ学生だったけれど、大人になった今観ると石神の気持ちが何となく理解できた。
してやろうと思って与えられる親切より、意図しなくても滲み出る温かさにものすごく救われることってあるよね…。
湯川先生が石神が愛を知ることができて良かった、と言うシーンと、石神が出て行った取調室で苦悩する先生の姿が印象的だった。
事情が事情だから靖子は重罪にならない気はするけど、石神はどんな判決になるんだろう、、とふと考えたりした。有識者の考察読みたい。