ホニャララ

父親たちの星条旗のホニャララのレビュー・感想・評価

父親たちの星条旗(2006年製作の映画)
3.6
ノルマンディーよろしく上陸シーンは見応えある。小さな島叩くのに舐めてかかったら壮絶な持久戦に持ち込まれたでござる、と。最終的に勝ったといえど傷は深かったから、国民の戦意高揚と金策のために英雄にまつりあげられた兵士は、本当はただの一人の人間だった。なりたくて英雄になったわけじゃなくて、そう振る舞わざるをえなかった。わたしのおじーちゃん通信兵だったらしいけどあんまり戦争のときの話してくれなかったな。わいが小さい頃チラシの裏にモールス信号でラクガキとかしてた。意味は教えてくれなかったw「SOSだけ覚えときな」って。終戦当時で多分二十歳くらいのはず。幼少から思春期の軍国教育と強烈な体験、そのあとガラッと変わった風潮とかどう感じたんだろうか。すんなり受け入れられるものだろうか?もう聞くこともできないけれど、心地いいところで穏やかに、ばーちゃんや兄弟、旧友たちと過ごしててくれてたらいいなと願う。
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