ジャイロ

スージーの真心のジャイロのレビュー・感想・評価

スージーの真心(1919年製作の映画)
4.0
アホのウィリアム(おっと失礼)少し鈍感なウィリアムと真心のスージー。

キスの雰囲気からの~しないんかい!!を繰り返す青春。二人の距離は、目と鼻の先に暮らしていながらなぜか月と地球くらいの隔たりがあって、恋の疎通が全然できてないから観ていてムキーとなる。

いじらしいスージー。こんないい子いない。なのにウィリアムのアホが(おっと失礼)、ウィリアムが鈍感すぎてスージーが一人で空回りする。

この空回りの演技が、リリアンギッシュ、素晴らしいなぁ。目で、表情で、仕草で表すその感情が画面越しに伝わってくる。気付けばスージーと一緒に喜んだり、プリプリしたり泣いたりしてました。

アイス好きなんだろうなぁ。アイスを愛すスージーが微笑ましすぎてアイス食べたくなる。

仔猫にまとわりつかれるリリアン・ギッシュとか唐突すぎてもうネコが可愛い。

アホの(おっと失礼)ウィリアムのアホな(失礼)無神経な一言がスージーと観ていてるこっちを傷つける。もうウィリアムのアホー!!!

スージーの真心は、全然届かないからもうウィリアムのアホー!!!!

アホー!

アホーー!!

アホーーー!!!