80s傑作選!
言わずと知れたマクロスの映画版。驚きの全編新作で公開されました。当時のロボットアニメはガンダムのサンライズの独壇場。他は駆逐されるかと思われた矢先に現れた人気作。
ガンダムを超えるよりリアルなメカ、描写を目指し、更にアイドル、大人の恋愛と言う要素をアニメ史上初めて、取り入れたオタク文化を代表する一品。トレンディドラマ(死語…)と戦争をミックスし、アイドルを全面に押したて、歌をキーポイントとする戦闘は今にも受け継がれています。⊿は未見ですが…こちらは劇場鑑賞です…。
基本はTV版の前半のストーリーを追いながら、大胆な改変を行い、より映画として締まる展開になっており、作画レベルは当時のセルアニメトップレベル。更に戦闘シーンは板野サーカスと呼ばれたミサイル乱舞、バルキリーの飛行、変形と抜群の仕上がりです。
アイドル、リン・ミンメイ、先輩士官早瀬美沙、バルキリーパイロット一条輝の織りなす恋愛ドラマが好きでしたね。私は早瀬派でした。不器用でいじらしい彼女は東京ラブストーリーであれば有森也実。女性からは…、かな。映画では、リアルに致されたかと思うシーンがあり先人の皆さん同様に驚きが…。ミンメイも可愛いですね。シェリル、ランカにも負けてませんよ。また愛、覚えていますかは名曲。天使の絵の具も素晴らしく、楽曲の良さが作品を支えています。正に日本のロボットアニメ、アイドル文化が融合したポップカルチャーを代表するアニメの金字塔。アニメ好きで未見の方はいないでしょうが、まだ未見の方にはオススメです。