この作品中のダニエル・オートゥイユが若い頃のロバート・デニーロとそっくりで、右頬にあるホクロの位置まで一緒😲
フランス俳優🇫🇷とアメリカ俳優🇺🇸なのに、気持ち悪いほど激似です✨
エリートサラリーマンのアリー(ダニエル・オートゥイユ)は妻子から愛想をつかされ別居中。仕事が忙し過ぎて気持ちが無いわけではないけど、妻と2人の可愛い娘たちとの時間を作れない日々。
ダウン症のジョルジュ(パスカル・デュケンヌ)は天国にいる母親に会いたくて、犬と一緒に施設から抜け出す。
その夜、アリーが運転中にジョルジュの愛犬を轢いてしまう事から2人は出会う。
アリーは自分の運転ミスでの負い目もあり、ジョルジュを生家まで送る事にするが、そこにはもう別の人が住んでいて...
仕事と家庭の狭間でノイローゼ気味のアリー。ジョルジュの天真爛漫さに始めはイラつきもしたが、その関わりの中で段々と自分の中に変化が起きていく。
しょうがないから助けてやろう、見捨てるわけにもいかない...そう思った相手から自分を見つめ直す大きなキッカケを与えられる。
ジョルジュはアリーと一緒にいたくてもいられない(娘たちがいるから)事を知っている。チョコレート🍫アレルギーで絶対に口にしてはいけないのに口に入れ...天国の母に会いに行く.....
この映画はパスカル・デュケンヌの熱演で成り立っているところが大きいだろう。
彼自身がダウン症の青年。素晴らしい演技が認められ、1996年カンヌ国際映画祭最優秀男優賞をダニエル・オートゥイユと共に受賞している🏆