例の作品の影響もありますし、そもそもシャマラン監督作品は押さえておいた方がいいのだろうと思って一先ず鑑賞しました。
ん？肩透かし感が半端じゃないのだが？
まあ元々この作品から見て例の作品を見るならば、尚且つシャマラニストならば唸るサプライズだったのかもしれませんが、自分はそのどちらでもありませんし、とどのつまり期待値を越えるほどの面白さはなかったです。
確かにブルース・ウィルスの演じるダンは不思議な身体の持ち主で、列車事故で唯一の生存者だとか、気づいたら病気にかかってないだとか、ミステリアスな魅力はプンプンさせてくるのですが、ワクワクしていて気づくと終わってしまった、みたいな。そんな呆気にとられた感じが否めない。
イライジャとの至る所での対比というのは見所でもあり、片やどれだけ未知数の能力を持っているのかと思わせる一方、もう片や階段を降りるだけでも緊張感が走るという構図は面白い。
そしてどこにでも潜んでいそうな悪の誕生。こういう点では面白かったんだけどなー。響かんかったぜ。
とりあえずこれで準備は万端。シャマラニストではないですが、一応楽しみに待っておきましょうかね。
