Kazu

ジェーン・エアのKazuのレビュー・感想・評価

ジェーン・エア(1944年製作の映画)
3.5
ジェーン・エア映画化ではいちばん古い作品。
初めて鑑賞。ストーリーは皆さんがご存知なので感想を、

放映時間が96分と少し短く省かれている部分も多いが十分に楽しめます。

オーソン・ウェルズが28歳と
髭もじゃの巨漢なイメージから驚くほどスマートでロチェスターのイメージに凄く合っていました。
ジョーン・フォンテインがジェーンを演じている事を知らなかった。
美人すぎてジェーンのイメージとは少し離れた感じがしたが美しい事に不満はありません^_^

モノクロで全体的に怖〜イメージの映像。
二人の会話するセリフが今まで見た映画化の中でも好きな言葉がたくさんあったなぁ〜と思いました。(古い作品なのでセリフに重みがある)
ジェーンが入学させられるローウッド学院は実在するカウアン・ブリッジ校がモデルで実際にも生徒管理が悪質で、不潔でチフスが蔓延した学校、後に社会問題にもなっています。
閉鎖的な校内、特に教室での出来事は何が行われているか現在でも計り知れず、
虐めや教師の虐待など、当時200年前から行われている映像は見ていて見苦しい。

クレジットなしでの出演、11歳のエリザベス・テーラーがジェーンの唯一の友で肺炎で亡くなる役を演じています。
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