ジェーン・エアの作品情報・感想・評価・動画配信

「ジェーン・エア」に投稿された感想・評価

ぬ

ぬの感想・評価

3.8
上下とある小説を90分に凝縮したものだけどいい感じだった。
ジェイン・エア、実写化されるたびにメインキャラ二人が原作よりめちゃめちゃ美化されるよなぁ。
相変わらず初っ端からロチェスターの良さがわからん。無理。
高圧的でめんどくさい若い女好きのオッサン。
と思うけど、ロチェスターっておそらくジェインがはじめて深く関わった異性なんだよね。
ロチェスターは「俺を好きになるのはカネ目当ての女ばかり」みたいな感じだけど、まぁカネ以外にいいとこないんだから仕方ねぇだろ…としか思わん。
原作ではセント・ジョンもクソよな…
社会のとおかしさに屈しない頑固で反抗心に溢れたジェインが、オッサン共に惑わされるシーンは胸が痛むわ…私がそこにいたら止めらるのに…やめときジェイン…
ヘレンとベッツィー好きだわ…
出てくる女たち、性格が悪い伯母ですら、現代に生きていたら、違う選択肢を選んでもっと幸せになれていたんじゃないかと思う。
Soh

Sohの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

初めてジェーンエアみたけども、もったいないとわかるくらい駆け足。原作読まないと味がわからない

表現は素敵☺️


エリザベステイラーの存在感すご、、

このレビューはネタバレを含みます

大学の授業が亡くなるシーンみたな〜くらいしか覚えてなくて、たまたまアマプラにあったので観賞。

見てて、美女と野獣みたいだな〜と思った。呪われた男に手をさしのばす身分違いの女性。

なにがすごいってこの原作が1847年に発刊されているってこと。

今でこそ女性が学を得て、それをもって仕事に就き、自分の力で生きていくことがひとつ当たり前のように選択肢として差し出される時代だが、これってここ数十年で起こった変化だよね。

200年前、まだ女が本なんて書けないって言われていた時代に、性別なんて関係ないって証明してくれたシャーロット・ブロンテ。

多分人間がミミズみたいにならない限り永遠に消えないであろう性差別は、もういたしかたないことなのかもしれないけれど、男とか女とか、金持ちとか貧乏とか、美系とか醜悪とか、そういうラベルだけで人を判断すべきじゃない。

納得いかないのは植民地出身の元奥さんが統合失調症で頭おかしくなって死んじゃうこと。この人には救われるチャンスはなかったのかな。

あとは自分で人生を切り開いたジェーンが、愛する人を見つけたとはいえ、終わり方が「結婚して子供が産まれましたとさ!めでたし!」で終わってしまったこと。

いやこれジェーン・エアだから書いてるわけじゃなくて、映画も小説も漫画もドラマもなんでハッピーエンドって大体結婚して子供がうまれましたとさ、になるんだろうか。

そこゴールじゃないし。むしろそこからがしんどいってのに誰も教えてくれない。結婚=幸せの固定観念をつくりだすような作品ばっっかりで最近イライラする←
古い映画で「ジェイン・エア」を96分とかもう全っ然期待してなかったんだけど意外なことにとても良かった。

原作ものってストーリー改変は許せてもキャラ改編が許せないものなんだと分かった。このジェイン・エアは人物像がどれも原作のままなので、ストーリーが違ってきてもそのキャラクターならこのシチュエーションではそうなるだろうという言動をしてたから違和感なかった。

だらだらダイジェスト作るんじゃなくて切り貼りメリハリつけて映画としてのエンタメと原作の精神を尊重する姿勢両立できていたのでとても良かったです。

ロチェスター様が特にそのままロチェスター様すぎて誰これ?と思ったらオーソン・ウェルズ!この人超えるロチェスター様出て来なそうなくらい完璧にロチェスター様だった…あと学校での友達のヘレンがエリザベス・テイラー!映画史に残る人って映画史に残るだけの存在感ちゃんと示してるんだな…

原作と違ったのはジェインがどう見てもめちゃくちゃ美人なのに美人じゃない設定くらいでしたが精神性はジェインなので問題ないです。

後半の登場人物バッサリ切ったのも英断でしょう。96分にジェイン・エアをぎゅっと凝縮させるためにはどこを切るかしっかり決断しなきゃならない、BBCドラマ版はその覚悟が薄かったけどこの映画はしっかり覚悟決めて勇気を持って切った。その賭けは成功してる。

原作でしっかり描き込まれてるところはしっかり、どうでもいいところはやっぱりどうでもよくやってる感も愛せた。

私色ボケしてのぼせあがってるロチェスター様見てらんないのでその時期バッサリカットしてくれたのも見やすかったです笑

とても良い仕事を拝見させていただきました。ありがたい限りです。
hk

hkの感想・評価

3.6
ジェーンは孤児院でいくつもの辛い思いをしながらも、自分を強く持ち、生きていく糧として家庭教師の勤め口を得る。

その屋敷の主人エドワードは気難しく、話し方もぶっきらぼうだが、ジェーンはそんな中にも彼の心の優しさを見出だし、恋心を抱いていく。

そこから二転三転していくのだが、ジェーンの成長と愛することへの気づきが描かれる。

見かけや財力などに惹かれるのではなく、自分を必要とする相手に尽くすこと。

オーソン・ウェルズ。20代にして既にこの貫禄と存在感。強さと弱さと素朴さが絶妙のバランスで惹き込まれるジョーン・フォンテイン。そのどれもが素晴らしい演技力の子役トリオ。

見所の多い作品と思います。
tarupon

taruponの感想・評価

3.7
これは、ジェーン・エアの最初の映像化作品。
孤独で虐げられた少女が、困難をのりこえ愛をつかむという部分が主題、ローウッド学校の描写と、ジェーンとロチェスターの愛の部分に力点が置かれた脚本です。(90分という時間もあり、原作の後半部分はばっさり割愛しています)
原作関係なくこれはこれで、ある種良いまとまりを見せているし、ジェーンがロチェスターに惹かれていく部分とか、結婚にいたるまでの駆け引き等すごくすんなり入ってくるのでありなんだなと感じる。セリフも原作からひいていると思われる部分も多く良かった。

作者のシャーロット自身が通ったカウアン・ブリッジ校がモデルと言われるローウッド学校の虐待の描写は、今だったらありえない。でも、当時はこんなものだったのだろうなと思うし、白黒であることを差し引いても、建物も貧しい。

特に最近は、この時代の白黒作品を見ることが無いのだが、役者さんとモノクロのムードを楽しむのはよいけれど、背景などが細部まで楽しめる最近の作品に慣れていると勝手がまた違うなぁと感じる。
(これはこれでの良さがある)

ジェーンは、オリヴィア・デ・ハビラントに似ているなぁと思ったらジョーン・フォンテーンって姉妹なんですね。知らなかった。
そして、オーソン・ウエルズが若い 

あと、学校時代の親友のヘレンがエリザベス・テーラーの子役時代、アデールがマーガレット・オブライエン
この、5,6年後に若草物語のベスとエイミーになるんですね。
美醜によって決定しないラブストーリー。
初めから結構しんどい。幸せになって欲しいって願いながらみてた。
映画見てる最中、ずっとオリヴィア・デ・ハヴィランドに似てるな〜ってみてたら、妹のジョーン・フォンティンでした。そっくりですね。
マーガレット・オブライエンもエリザベス・テイラーも可愛い〜
エリザベス・テイラーは直ぐに気づきます。
BBC制作ドラマ観賞後に。

若きOrson Welles、ハンサムで驚いた。

モノクロ映画の時代の女優さんって、品があるなぁ。

なんと子役時代のElizabeth Taylorまで!!

美少女すぎる。

ドラマのほうが細かいところまで丁寧に描かれているが、映画には映画の良さがある。
この時代の女優さんはみなさん大変美しい!
小説は学生時代に読んで辛かったけど、映画では美しさがそれを緩和してくれている。
Kazu

Kazuの感想・評価

3.5
ジェーン・エア映画化ではいちばん古い作品。
初めて鑑賞。ストーリーは皆さんがご存知なので感想を、

放映時間が96分と少し短く省かれている部分も多いが十分に楽しめます。

オーソン・ウェルズが28歳と
髭もじゃの巨漢なイメージから驚くほどスマートでロチェスターのイメージに凄く合っていました。
ジョーン・フォンテインがジェーンを演じている事を知らなかった。
美人すぎてジェーンのイメージとは少し離れた感じがしたが美しい事に不満はありません^_^

モノクロで全体的に怖〜イメージの映像。
二人の会話するセリフが今まで見た映画化の中でも好きな言葉がたくさんあったなぁ〜と思いました。(古い作品なのでセリフに重みがある)
ジェーンが入学させられるローウッド学院は実在するカウアン・ブリッジ校がモデルで実際にも生徒管理が悪質で、不潔でチフスが蔓延した学校、後に社会問題にもなっています。
閉鎖的な校内、特に教室での出来事は何が行われているか現在でも計り知れず、
虐めや教師の虐待など、当時200年前から行われている映像は見ていて見苦しい。

クレジットなしでの出演、11歳のエリザベス・テーラーがジェーンの唯一の友で肺炎で亡くなる役を演じています。
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