このレビューはネタバレを含みます
言葉にすることはとても難しいです。
鑑賞して2ヶ月は過ぎていますが…
2024年元旦、能登半島を襲った大地震の4日後、NHKで今作の前編が放送されました。
録画をしていて、しばらくは観る気持ちになれませんでした。
1週間後に後編が放送されたのを機に鑑賞しましたが、自然災害での多くの死を目の当たりにした直後の私には、心が壊れると言うか、押しつぶされ張り裂け言葉に表すことができませんでした。
この作品が世界に認められアカデミー賞を受賞した結果は1人でも多くの方々にこの作品を観てもらえるチャンスだと嬉しく思います。
監督のこんな作品は作りたくなかった、のスピーチが刺さりました😓
目を伏せたくなる場面がたくさんあります、
怒りが湧いて来ます、
涙が溢れます、
軍事施設のみを標的にした爆撃とは、ロシアの真っ赤な嘘で、産科病院、学校をと、ニュースで耳にしていただけでは理解し得ない恐怖と悲しみを映像は伝えます。
子供が泣き叫び、ガラスの破片が突き刺さり、赤ちゃんが死んでいく、
お願いだからやめて！と、叫びました。
しかしこれが今この世で行われている戦争です、現実です。
多くの方に観てもらえるよう、配信またはNHKの再放送を強く希望したいと思います🙏
