Casablanca

地上最大のショウのCasablancaのレビュー・感想・評価

地上最大のショウ(1952年製作の映画)
2.8
私には間延びして退屈な映だった。

サーカスの裏話をドキュメンタリー調でセシル・B・デミル自らナレーションで延々と伝える。それも何回も。ストーリー上不可欠とも思えない。特大セットに本物のサーカスを誘致して撮影したので、それを見せつけたい気持ちは分からないではないが、ショウの内容を延々見せられてもプラスの感動は湧かない。

チャールトン・ヘストン、ベティ・ハットン、コーネル・ワイルドの三角関係も、単調。特にワイルドは、途中から善人に変身するも感情移入しづらい人物像になっていた。

ジェームズ・スチュワートからみの話が唯一魅かれる部分だった。

サーカスの観客にカメオ的に大物俳優が顔を出しているのは、大御所デミルの成せる技か。